ここ仰木の里は、1980年に当時の住宅都市整備公団(現UR都市機構)が豊かな自然と歴史に恵まれた琵琶湖西岸に広がる「レークピア大津“仰木の里”」として開発されたもので、入居がはじまって早や30年弱、子どもからお年寄りまでが住んでよかったと実感し得るまちづくりが推進されています。
平成28年9月現在、人口は13,323人で、計画人口は16,000人に近い人々が生活をしています。
また、仰木の里学区の人口、世帯数、男女数は大津市の人口の4%弱ですが、人口密度は6,681人/km2と大津市の市街地並みとなっています。
因みに、堅田学区の人口密度は4,451人/km2、仰木学区は281人/km2、雄琴学区は1,434/km2と仰木の里学区が高くなっています。
人口(人) | 割合 | 世帯数 | 割合 | 男性(人) | 割合 | 女性(人) | 割合 | |
里 | 4,591 | 34.46% | 1,772 | 36.11% | 2,214 | 34.19% | 2,377 | 34.72% |
里東 | 8,732 | 65.54% | 3,135 | 63.89% | 4,262 | 65.81% | 4,470 | 65,28% |
小計 | 13,323 | 4,907 | 6,476 | 6,847 | ||||
大津市全体 | 342,259 | 3.89% | 144,758 | 3.39% | 165,547 | 3.91% | 176,712 | 3.87% |
また、大津市全体の人口は、65歳以上の高齢者人口は増加するものの、出生数は横ばいで、少子高齢化が進行しており、あわせて、転入者の減少により、平成30年以降は人口が若干減少すると予測されています。
さらに、1世帯あたりの人員は減少傾向にあり、世帯の核家族化が進んでおり全国や県と比較すると核家族の割合が高く、一方、祖父母と同居等の三世代世帯を含めたその他親族世帯の割合が低くなっています。
仰木の里学区も高齢化率は14.5%と近隣の学区に比し低くなっていますが、入居が早かった里地区の高齢化率は22%と高く、里東地区も年々高齢化率が上昇してきていることから、このまま推移すると高齢化社会は待ったなしの状態となることが予想されます。
学 区 | 年少 14歳以下 |
生産年齢 15~64 歳 |
高齢者 65 歳以上 |
計 | 年少人口率 | 高齢化率 |
仰木の里 | 2,259 | 9,351 | 1,966 | 13,576 | 16.6 | 14.5 |
堅田 | 2,309 | 10,956 | 2,557 | 15,822 | 14.6 | 16.2 |
仰木 | 268 | 1,425 | 700 | 2,393 | 11.2 | 29.3 |
雄琴 | 906 | 3,793 | 1,210 | 5,909 | 15.3 | 20.5 |
公共交通機関はJR,江若バスで、JRおごと温泉駅の1日当たりの乗車人員は平成26年の統計で6,463人と人口の半分近くが利用している格好となっています。
仰木の里学区は住宅団地なので農林業や工場などはありませんが、スーパーがJRおごと温泉駅前と市民センター横にそれぞれ1店、おごと温泉駅前と里1丁目にコンビニがそれぞれ1店のほか、手作りパン屋、ケーキ屋、飲食店などがそれぞれ数件あり、日常生活を送るうえでの不便さはそれほど感じません。
学区内には病床を有する病院はありませんが、開業医院は、内科、胃腸科、小児科、整形外科、歯科など多彩で、そのほか鍼灸整骨院などがあり、安心して暮らせるまちと言えます。
学区内には、保育園2、幼稚園2、小学校2、中学校2、高等学校2及び大学1、他の学区には見られないほど多くの教育施設があることが特色です。
住都公団が目指したレークピア仰木の里のコンセプトは、自然を取り入れた公園緑地エリアと周囲の環境と調和した居住エリアに日々の生活に必要な施設をバランス良く配置し、機能的で快適な生活を送れる街づくりとなっているとおり、学区内には御呂戸川緑地公園をはじめ、緑豊かな公園が散在しており、散策やテニス、野球、グランドゴルフ、ゲートボールなどに利用されています。