2020年度の活動(コロナ禍・運用・訓練)

2021.3.17 2020年度第2回 見守りの輪 捜索訓練
2020.9.27に引き続き、2021年2月28日(日)に今年度2回目の捜索訓練を行いました。
さとぼうメルマガの登録者約350名にスマホでの参加を依頼し、ツィッターにて実況しました。
今回は、より多くの住民の方にご参加いただくため、従来の模擬捜索形式ではなく、複数のスタッフがビーコンをもって仰木の里周辺を周回し、住民の方のスマホアプリにビーコンの電波を送信して回るという形式で行いました。 詳細は以下の通りです。

日時:2021年2月28日(日) 12:40〜15:20
場所:仰木の里公民館(支所)、仰木の里学区周辺全域
参加者:見守りの輪役員12名、防犯協会2名、たすか〜る仰木の里2名

タイムライン:
13:05 第1陣出発
13:15 最終チーム出発
14:00 帰還開始
14:35 最終チーム帰還
14:45頃 反省会(〜15:20頃)


ビーコン検知記録:
・総検知ログ出力数 158ログ(13:01:21〜14:15:57)

<チーム別位置と機種の実回数>
・Aチーム(里西・けやき通り)
 光ボックス2か所(O邸、H邸)、iPhone 1か所(O邸付近)

・Bチーム(東5丁目・東6丁目・東7丁目)
 光ボックス5か所(S邸、S2邸、M邸、U邸、M2邸)、iPhone1か所(東7丁目付近)

・Cチーム(里4丁目)
 光ボックス1か所(H邸)

・Dチーム(中央・里北・東山)
 Android1か所(里6付近)

・Eチーム(衣川台)
 検知なし

・Fチーム(東2丁目・東3丁目)
 光ボックス2か所(U邸、M2邸)

・Gチーム(里1丁目)
 光ボックス2か所(楽々、H邸)
・Hチーム(仰木台・山の下・里南)
 Android2か所(東7丁目さとみ緑地付近で別々の2か所)

<機種別位置集約>
・光ボックス 8か所(O邸、H邸、S邸、S2邸、M邸、U邸、M2邸、楽々)
・iPhone 2か所(O邸付近、東7丁目付近)
・Android 3か所(里6付近、東7丁目さとみ緑地付近で別々の2か所)

<検知しなかった光ボックス>
 万里の里、エンジェルハート、リハビリパーク

PR状況:
2/上旬 イベント告知チラシ 全自治会員戸別配布
2/20 自治連合会定例会 イベント告知、協力依頼
2月 会員への呼びかけ
2/14,2/27 さとぼうメルマガイベント告知(約250名)+里東7丁目LINE(約100名)

反省会の意見:
Aチーム(里西・けやき通り)
・途中、何人かに声をかけられた。ビラは何枚か配った。
・関心のある人がもう少し欲しい。
Bチーム(東5丁目・東6丁目・東7丁目)
・スマホで検知するのは基本的にすれ違い検知なので外に出てきてもらわないと難しい。
・光ボックスは放置すると検知しなくなる場合があり、不安定。(そうなるとリブートが必要)
・光ボックスをもっと増やしたい。
Cチーム(里4丁目)
・H邸はけやき通り側は検知し、裏の道は検知しなかった。
・Hさんは時々電源ランプが消えている時がありで電源ボタンを入れているとのこと。
 →電源ランプが消えていても検知する場合もある。
Dチーム(中央・里北・東山)
・まんべんなく回れた。
・人はほとんど歩いていなくて、ビラを渡せる人はいなかった。
 Eチーム(衣川台)
・衣川台は1件も検知しなかった。訓練はいいが本番時はこれでは厳しい。
 何か協力してもらう仕掛けが必要。
・検知しても実感がわかない。わくシステムが欲しい。
・衣川台に着くのに20分かかった。
・歩きながらツィッターを実況するのは難しかった。
Fチーム(東2丁目・東3丁目)
・人には会わなかった。
・人が少ないのですれ違い検知は期待できない。
・見守り隊を作らないと、あのような呼びかけでは協力は難しい。
Gチーム(里1丁目)
・公園には人がいたが若い人で興味は無さそうだった。
・メールでの連絡は見ない。LINEで通知できないか。
 →何年か前にLINEで発信できないか調査をして断念した。今は状況が変わっているかもしれないので再度LINEで発信できないか調べる。
・スマホでの検知は限界がある。
Hチーム(仰木台・山の下・里南)
・車を止めるところがなかった。

全体
・開始時にさとぼうメルマガが出せなかった。
・本部機能は本部に人が残らないと難しい。
 このような形式の訓練は無理がある。
・定期的に光ボックスがちゃんと稼働しているか確認が必要。
 →以前、そのような運営にしていたが、メンバーの負担が大きく、長続きしなかった。
  有償ボランティアのような形でルーチンワークにしないと無理。
 →防犯協会のパトロール時にビーコンをもって回り、検知するか確認してはどうか。
  見守りの輪から正式に依頼書をだして、協力を依頼する。

(訓練の様子)
訓練の様子 訓練の様子



2020.10.04 長岡京市徘徊者捜索システム ヒアリング
長岡京市で運用している徘徊者捜索システムについて、長岡京市からご担当者様をお招きしてヒアリングを行いました。

日時:2020年10月4日(日)13:30〜15:30
場所:市民センター1階会議室
参加者:長岡京市健康福祉部高齢介護課 高齢福祉係 1名 見守りの輪 7名

(議事内容)

T. 長岡京市の徘徊者捜索システムの紹介

1.事前登録制度

  • 主に認知症患者を対象としているが、それに限らず、独り歩きの不安を抱えている人・家族など広く受け入れている。
  • 写真や連絡先、よく行く場所などを事前に登録しておき、行方が分からなくなった時には、関連機関に情報提供し捜索に協力してもらう。
  • 登録番号が記載された反射シールを配布している。靴などに貼っておくと、捜索、発見時に登録番号から登録情報を知ることができる。
  • 衣服に貼るアイロンプリントシール、位置情報確認タグ(かえるお守り)を配布している。
  • 登録者数はほとんどが認知症の診断された方々、1割程度が診断はされていないが心配で登録された方である。
  • 防犯カメラの下に取り付けた箱型検知器を、市内に設置している。
    (防犯カメラ設置の際に便乗で設置した)
  • 徘徊者情報が入った時点で、警察や関連施設などへ情報を伝達する。

2.おでかけあんしん見守隊

  • 商店・民間事業所・団体に登録戴き、有事の際に情報提供し、捜索協力をお願いする。
  • 長岡京市は比較的狭い町で、徘徊者が市外に出てしまう確率も高いので、近隣市の商店・事業所などとの連携を図っている。
  • メールサポーターは対象を市民個人とし、登録戴いた方に有事の際メール送信し、自宅の庭など敷地内に迷い込んでいないか確認する協力者の位置づけである。
  • メールサポーターへのマニュアルはなく、あくまで個人の出来る範囲内で対応することお願いしている。その先は個人の考える範囲で、強制力はない。

3.ぶじかえる応援団

  • スマフォにアプリをインストールしてもらう。有事の際にGPSとBluetoothの機能をONにし、捜索活動に協力する。協力者は徘徊者の電波を自分のスマフォで検知したどうかは、認知できない。
  • アプリ登録者数は把握していない。
  • アプリのインストールをお願いするだけで、マニュアルなど作成していない。
  • Bluetooth検知器の電波検知範囲は条件によって異なるが、平均15〜30mと認識している。
  • 徘徊事例が発生した場合、家族や介護施設ヘルパーなどから、警察への捜索依頼、市役所への捜索依頼がある。その後応援団、サポーターなどへの情報発信となる。
  • 市役所では、営業時間外は警備が受付を代行し担当者へ連絡をする24時間受付体制をとっている。
  • Bluetooth+タグ(かえるお守り)で発見できた割合は少なく、警察に不審者発見の情報が行き、その延長線上で徘徊者保護の事例が多い。自ら自宅に戻った事例もある。
  • タグの経費は16カ月無料、その後は440円/月。ほとんどの利用者が継続している。
  • 最終的な徘徊者保護の決め手は、目視である。

4.質疑応答

  • 模擬訓練に関しては年1回の講習会。関連企業と市の連絡訓練を最近行った。
    訓練内容はおでかけあんしん見守隊とぶじかえる応援団対象で、あくまでデータの伝達が中心。
  • 徘徊者の家族は、まず警察に連絡することが多い。
  • 警察、介護関係者、ケアマネジャーとの連携が大事である。これらの関係者から、長岡京市の「おでかけあんしん見守り事業」の紹介を受け、当事業への参加を決める事例が多い。
  • 長岡京市は比較的狭い面積なので、徘徊者が市外へでるケースが考えられる。そのため、近隣介護施設、バス、タクシー企業への協力依頼を行っている。

5.アドバイス

  • 福祉や介護に携わる方々との連携が重要ではないか。更に地域包括支援センターとの連携が良いのではないか。
  • 警察・介護施設・ケアマネージャー等との連携を密にし、これらの関係者から当該活動を必要としている人に紹介してもらうことは有意義である。
  • 民間企業、例えばバス会社、タクシー会社などとの連携も考えられる。
  • QRコードを用いた捜索は、特に動いている場合読み取りが難しく、不適当ではないか。比較して、数字記載の反射シールは見やすく読み取り易い。


2020.9.27 2020年度第1回 見守りの輪 捜索訓練
2020.2.23に引き続き、9月27日(日)に今年度1回目の捜索訓練を公開で行いました。
さとぼうメルマガの登録者約350名にスマホでの参加を依頼し、ツィッターにて実況しました。
詳細は以下の通りです。

日時:2020年9月27日(日) 12:50〜15:00
場所:仰木の里公民館(支所)、仰木の里東5丁目〜東7丁目〜里4丁目〜里1丁目、リモート(Micrsoft Teams)
参加者:見守りの輪役員11名、防犯協会1名、龍谷大学学生2名、株式会社ナスカ1名
協力自治会:仰木の里東7丁目自治会

タイムライン:
13:00 訓練開始
13:00 リモートでの訓練開始
リモートでの訓練開始

13:00 徘徊役が徘徊開始
徘徊役が徘徊開始 徘徊役が徘徊開始

13:00 twitterでの実況開始
13:00 さとぼうメルマガに不明者発生・アプリ起動依頼メールを送信
13:03 東7丁目光ボックス検知
13:10 家族役がサポートセンターに家族行方不明の連絡
家族行方不明の連絡 家族行方不明の連絡

13:10 青パトが家族役のもとに向かう
青パトが家族役のもとに向かう 青パトが家族役のもとに向かう

13:12 東7丁目付近でQRコード検知
QRコード検知

13:15 家族役が青パトに同乗し管理画面の検知記録を見ながら捜索開始
家族役が青パトに同乗 検知記録を見ながら捜索開始

13:20頃 通行人に聞き込み(手掛かりなし)
通行人に聞き込み

13:22頃 再度通行人に聞き込み(手掛かりなし)
13:28 里小学校付近でスマホ検知
13:31 御呂戸川緑地入口付近でQRコード検知
13:33頃 里4丁目メゾン付近で降車捜索
降車捜索 降車捜索

13:38 里1丁目西公園駐車場付近でQRコード検知
13:39 里1丁目西公園駐車場付近で自治連軽トラック捜索隊が発見、保護
捜索隊が発見、保護 捜索隊が発見、保護

13:42 さとぼうメルマガに不明者発見・訓練終了メールを送信
13:42 twitterで発見・訓練終了報告
13:55 反省会
反省会 反省会

15:00 捜索訓練終了

ビーコン検知記録(重複割愛):
13:03 東7丁目光ボックス検知
13:12 東7丁目付近でQRコード検知
13:28 里小学校付近でスマホ検知
13:31 御呂戸川緑地入口付近でQRコード検知
13:38 里1丁目西公園駐車場付近でQRコード検知
検知回数5回(内訳 光ボックス1回、スマホ1回、QRコード3回)

経路図

(反省会での反省点)
(徘徊役)
・QRコード読み取りは位置情報の精度高い。スマホのアプリは少し精度落ちる。
・東7丁目自治会はほとんど検知しなかったのが残念。光ボックスを増やすしかない。

(家族役)
・実際の家族の方は、玄関に地図・サポートセンターの電話番号・管理画面のアドレス(QRコード)を記載した紙をおいておく必要がある。
・光ボックスの検知は1か所のみ。定点が少ない。

(サポートセンター、青パト、自治連軽トラック)
・サポートセンターが案内する場合は車の位置を知らないとできない。
・防犯協会の要請された運転手は光ボックスの位置を知らない。防犯協会としては運用的に大きく疑問。
・運転していてどちらに進んでいいのか分からない。ナビ役がリアルタイムに進路を指示してほしい。
・青パトは捜索していることがすぐに分かり効果的である。
・ログ情報画面は自動で更新してほしい。
・住民のスマホ検知は残念ながら期待できず、定人と定点を増やすしかない。
・利用者が常にビーコンを持っているわけではないという事実がある。持っていない場合はQRコードを活用するしかない。
・QRコードは近づいて呼び止めないと読み込めない。→防犯ベストを着ていると声をかけやすい。
・通行人に声をかけるにも防犯ベストを着ていた方がいい。

(リモート参加)
・実際の捜索でもリモートで見ている人が指示できるといい。
・車での捜索は効果があるが、車が入れない場所は厳しい。
・通行人を巻きこんて捜索するといいと思う。聞き込みできる体制をつくる。
・通行人にアプリをその場で読み込んでもらう。やはり通行人が捜索をやっていることを知っている必要がある。(メルマガ活用)
・スマホでの検知は期待できないことを前提にすべき。
・車での捜索は効果があった。
・東7丁目の自治会員への案内はLINEの制限もあって今回は6分程度遅れた。
・車での捜索はいいと思うが、公園など車が入れない場所に差し掛かった時、降りて捜索する場合のマニュアルがほしい。
・「徘徊者」を探しているのではなく「徘徊役」を探しているという感があった。実際には知らない人を探すことを前提にすべき。
→行方不明者の情報が必要。

(ナスカ)
・リモートからは細やかな指示が必要。
・予備のビーコンを活用してリモート組が家族の位置を知ることもいい。
・スマホの検知アプリはすれ違い検知が基本なので、実際にビーコン所持者とすれ違わないと効果薄い。

(龍谷大)
・QRコードというのは高齢者にはなじみがないかもしれないが、若い人や家族にはかなり認知されているので活用すべき。
・ログ情報画面からログを頼りに探すのは土地勘があればいいが無いと難しいかもしれない。
・通行人への聞き込みを行うことは訓練の一環になっていいと思った。
・徘徊者は目立つ服がいい。(訓練の周知の為、実際も捜索に効果がある)
・リモートでの捜索は見ている人が冷静になれていいので、実際の捜索でも検討すべき。

(訓練の様子)







2020.8.7 QRコードによる検知
見守り対象者にQRコードを印刷したシールを常時貼っておいていただき、行方不明になった時に、一般の方がそのQRコードをスマホで読み取って、位置情報をシステムに送信する仕組みを新たに取り入れる予定で進めております。
すでにシステムの方は実装済みで、現在貼り付けるシールを検討しております。

この仕組みは、現在運用しているビーコン検知方式と併用が可能で、より検知の確率を高める方法として期待しております。
9月の捜索訓練にも組み込んで、実運用に向けて進めてまいりたいと考えております。

QRコードの仕組み

2020.7.26 2020年度の役員会
2019年度の3月期役員会及び2020年度の4月期〜7月期までのすべて役員会をテレビ会議で開催しております。
(6月の臨時役員会のみ、リアル会議+テレビ会議のハイブリッド型)

議題・課題がたくさんある中、新型コロナウイルスのため、会議室に密集することができず、テレビ会議を駆使して議論しております。
9月に2020年度第1回(通算第3回)の捜索訓練を予定しており、それに向けて準備を進めております。

テレビ会議の様子

2020.4.26 2020年度総会
新型コロナウイルスの影響で、2020年度の総会は書面による決議となりました。
議案はすべて賛成多数で決議されました。

このページの先頭に戻る

Administrator