2021年度の活動(コロナ禍・運用・訓練)

2021.9.26 2021年度第1回 見守りの輪 捜索訓練
9月26日(日)に今年度1回目の捜索訓練を公開で行いました。
さとぼうメルマガの登録者約350名にスマホでの参加を依頼し、ツィッターにて実況しました。
詳細は以下の通りです。

日時:2021年9月26日(日) 12:50〜14:30
場所:仰木の里公民館(支所)1F、仰木の里周辺
参加者:見守りの輪役員9名、龍谷大学学生4名

タイムライン:
13:00 訓練開始
13:00 ひとり歩き役がひとり歩き開始
13:00 twitter での実況開始
13:10 家族役1がサポートセンターに家族行方不明の連絡
家族役1がサポートセンターに家族行方不明の連絡 家族役1がサポートセンターに家族行方不明の連絡
13:12 家族役1捜索開始
家族役1捜索開始 家族役1捜索開始
13:13 さとぼうメルマガに不明者発生・アプリ起動依頼メールを送信
13:32 家族役2捜索開始
13:34 スマホアプリ(Android)にて仰木の里小学校付近で検知
仰木の里小学校付近で検知 仰木の里小学校付近で検知
13:39 里3丁目付近で家族役2が発見、保護
ひとり歩き役保護 ひとり歩き役保護
13:41 さとぼうメルマガに不明者発見・訓練終了メールを送信
13:42 twitter で発見・訓練終了報告
13:50 反省会
14:30 捜索訓練終了

ビーコン検知記録:
13:34 スマホアプリ(Android)にて仰木の里小学校付近で検知
13:39 スマホアプリ(Android)にて北大津高校付近で検知
検知回数2回(内訳 スマホ2回、光ボックス0回)

捜索状況、特記事項
・ひとり歩き役は仰木中学校北側〜朝日新聞配達所〜里幼稚園〜里3丁目という光ボックスが1台も設置されていないルートを通った。
・家族役2は何の検知記録もないまま、偶然けやき通りから里3丁目に進んで、目視によりひとり歩き者役を発見した。
・家族役1は何の手がかりもないまま、けやき通り〜里1丁目〜里東方面を巡回し、13:34 の検知により里4丁目に急行している最中に発見の連額が来た。
・13:34 の検知は、家族役2の携帯するスマホのアプリが検知した可能性がある。検知場所と実際のビーコンの位置には2〜300m 程度離れていたため、スマホGPS の誤差なのかあるいはたまたまビーコンの電波が届いたのかは不明。

(PR状況)
9/5 頃 イベント告知チラシ 全自治会員回覧
9/18 自治連合会定例会 イベント告知
9/18 さとぼうメルマガイベント告知(約350名)

(反省会での反省点)
(ひとり歩き役)
・進行ルートには光ボックスがないことを分かっていたため修正するよう学生さんにお願いしたがひとり歩き者はどこに行くかわからないからという学生さんの意見を尊重してそのまま進んだ。 仰木中学校の裏山から仰木の方に抜けようとしていたので、さすがにそこからは引き返した。
(家族役)
・情報が無い中で捜索するのは大変である。
・まずは1つめの検知が行われてから、捜索を開始するのは一つの手。
・結果的には目視で発見した。訓練といえども遠くから分かってしまっては意味がない。
今後はひとり歩き役が誰かわからないようにするとか、どこからスタートするかわからないようにするとか工夫すべきである。
 ・現行の運用ルールでは、行方不明発覚時に家族がサポートセンターに連絡し、サポートセンターが警察に捜索を依頼すべきかどうか家族と協議してから、家族が警察に連絡することになっているが、もっと早い段階で警察に連絡し、情報を提供すべきである。
→そうすると我々の本来の活動範囲の主旨から外れる。
→今後、そのことも含めて議論する。
(サポートセンター、本部)
・やはり検知情報が無い中で捜索することは難しいと実感した。
・光ボックスの数を増やさないとどうにもならないと感じた。
・捜索隊を二手に分け、役割分担して戦略的に捜索すべきである。
・今回、ひとり歩き者役、家族役1・2の計3組の軌道・現在位置が把握できる仕組みを利用したが、訓練を評価するうえで有意であると感じた。今後も使っていきたい。
(龍谷大の学生さん)
・今回結果的に山の方に向かったが、実際にも山の方に向かうという傾向がある。
・仰木の里は都会すぎず田舎過ぎずという印象。
・スマホ一つで所在が分かるのは画期的。ただし検知してから見つけるまでが大変である。
・誰がどこにいるのか把握しながら、状況を見守るのは面白いと感じた。

ひとり歩きルート移動実績マップ
青色軌道…ひとり歩き者役
緑色軌道…家族役1(青パト)
水色軌道…家族役2(林号)
※いずれも公民館起点
経路図

今回はひとり歩き役・家族役1・2の3組が所在地を発信するスマホを携帯し、本部ではその3組の所在地をリアルタイムで確認するという仕組みを独自で作成し、それを確認しながら、訓練の状況を分析しておりました。
以下の画面では開始から5倍速で状況が見られます。ご興味のある方はご覧ください。
http://oginosato.jp/satoring/mapapp/202109kunren.html(別ウィンドウで開きます)


(訓練の様子)








2021.4.25 2021年度総会
関係者14名(内委任状5名)が参加する中、事業報告・会計報告・会則・役員の選出・事業計画・予算の説明を行いました。




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