2023年度の活動(運用・訓練)

2023.12.1 2023年度第1回 見守りの輪 捜索訓練
11月26日(日)に今年度1回目の捜索訓練を公開で行いました。
協力会員ならびに仰木の里自主防犯協会、龍谷大にご参加いただき、協力会員・さとぼうオープンチャットの登録者にスマホでの参加を依頼しました。
詳細は以下の通りです。

日時:2023年11月26日(日) 12:15〜15:15
場所:仰木の里公民館(支所)1F、仰木の里周辺
参加者:見守りの輪役員4名、自主防犯協会3名、龍谷大1名

タイムライン:
12:45 行方不明者役移動開始
行方不明者役移動開始
12:50 家族役おごと温泉駅に移動
家族役おごと温泉駅に移動 家族役おごと温泉駅に移動
13:00 行方不明者役ひとり歩き開始
13:00 ビーコン隊1・2・3が巡回開始
ビーコン隊1・2・3が巡回開始 ビーコン隊1・2・3が巡回開始
ビーコン隊1・2・3が巡回開始
13:00 家族役がサポートセンターに家族行方不明の連絡、捜索開始
13:01 協力会員 OC、さとぼうOCに不明者発生・アプリ起動依頼メールを送信
13:20 QRコードにて里小グラウンド下付近で検知
13:27 おごと温泉駅山側階段上り付近で家族役が発見、保護
家族役が発見、保護1回目 家族役が発見、保護1回目
13:28 行方不明者役2回目のひとり歩き開始
13:29 里4丁目H邸光ボックスで検知
13:40 QRコードにて里2丁目付近で検知
13:49 里2丁目付近で家族役が2回目の発見、保護
家族役が発見、保護2回目 家族役が発見、保護2回目
14:00 ビーコン隊巡回終了
14:14 協力会員 OCに不明者発見・訓練終了メールを送信
14:15 反省会
15:00 捜索訓練終了

ビーコン検知記録:
(行方不明者役)
13:20 里小グラウンド下付近 QR コード 2 件
13:28〜13:29 里 4 丁目付近 光ボックス H 邸(計 6 回)
13:40 里 2 丁目付近 QR コード 2 回
検知回数延べ10回・実4回(内訳 光ボックス2回、QRコード2回)

(ビーコン隊1・中央、里西方面)
13:25 里4丁目付近 光ボックス H 邸
検知回数延べ1回・実1回(内訳 光ボックス1回)

(ビーコン隊2・里東方面)
13:22 里東7丁目付近 光ボックス SG 邸(計1回)
13:46 里東7丁目付近 光ボックス SZ 邸(計2回)
検知回数延べ3回・実2回(内訳 光ボックス2回)

(ビーコン隊3・里1丁目方面)
13:13 里東小付近 iPhone(計1回)
検知回数延べ1回・実1回(内訳 iPhone1回)

(問題点)
・スマホ協力者の検知は全1回と振るわなかった。
・東 2 丁目の 1 台、東 5 丁目の 3 台、東 7 丁目の 1 台、楽々様の光 BOX は何度も接近したにもかかわらず検知しなかった。

(PR状況)
・自治連定例会でのPR(11/18)
・防犯協会への協力依頼(9 月…結果3名参加)
・龍谷大学への協力依頼(9 月…結果1名参加)
・介護施設へのPR(11 月)
・仰木の里だより(11 月)
・さとぼう OC(11 月)
・見守りの輪協力会員 OC(10 月、11 月…結果1名参加)

(反省会の意見)
(行方不明者役)
・頑張って歩きました。

(家族役)
・細かく区分した捜索用の地図は有効だった。
・管理画面からの地図表示は効果があった。
・地図と土地勘のある運転手が組み合わされると効果が大きい。
・実際の捜索でも青パトによる捜索を行うなら、もっと防犯協会とコミュニケーションが必要。
また、見守りの輪のスタッフも同乗する必要があるが、そのような体制になっていない。
・スマホのクロームの自動更新機能がうまく働かず、セーフモードになった。
・実際の捜索で家族がスマホの管理画面を見るのは難しい。
・捜索用地図を青パトに常備しておく必要がある。
・初めての参加であったが、やはり捜索には2〜3人同乗する必要があると感じた。

(ビーコン隊1)
・一人で乗っていてもどうしていいか分からない。最低見守りの輪のスタッフが1名は同乗するべき。

(ビーコン隊2)
・同乗した協力会員の方は何も分かっておらず、オリエンテーションが必要だった。
・検知しているのかどうか、巡回中は分からないのが問題。

(ビーコン隊3)
・見守りの輪のスタッフが少なすぎる。効果が見込めないなら訓練は中止するべきではなかったか。

(サポートセンター、本部)
・今回スタッフが少ないので、各分担の方にチェックリストを配ったが、効果があったと思う。


ひとり歩きルート移動実績マップ
経路図


2023.7.23 2023年度第1回 協力会員講習会
日時・場所:
2023 年 7 月 23 日 13:15〜15:05
仰木の里公民館(支所)1F
参加者(敬称略・順不同):
協力会員 3名
スタッフ 6名
プログラム タイムライン:
13:15 見守りの輪の仕組みの説明
13:28 協力会員にお願いしたいこと
13:30 スマホアプリの紹介、登録、使用方法説明
13:40 管理画面の紹介、検知実演
13:51 QRコードの説明、検知実演、管理画面での説明
14:00 協力会員オープンチャットの紹介、運用方法の説明
14:10 実際の行方不明時の行動の説明
14:18 今後の予定
14:20 質疑応答
15:05 終了
質疑応答の内容:
Q,光ボックスの位置が行方不明者の行動に対して網羅出来ていないのではないか。
A.戦略的な位置に見直したい。
Q.自治会内に利用者に該当する人がいたらどうしたらいいか。
A.事務局に連絡してほしい。
Q.もう少し組織的に大きくしたらどうか。
A.いきなり大きくするのではなく、システムの精度を上げながら大きくしていきたい。
アンケート結果:
(回答 1件)
Q.本日の講習会について全体的な理解度はどれくらいでしたか。
A.良く理解できた
Q.「見守りの輪」の意義と活動内容についてご理解いただけましたか。
A.良く理解できた
Q.ビーコンやスマホアプリ、QR コードなど、見守りに利用するツールの説明、ご利用方法について
A.良く理解できた
Q.「協力会員」の必要性とお願いについてご理解いただけましたか。
A.良く理解できた
Q.連絡手段をメールから「協力会員オープンチャット」へ移行する理由と使い方についての説明
A.良く理解できた
Q.「見守りの輪の仕組みについて」ご質問ご意見など
A.徘徊や、子どもの見守りという視点から、広げて、独居老人の見守りなど、福祉面に広げていくと、参加者が増えていくのではなかと思われます。
Q.「スマホアプリ」「ビーコン」「QR コード」などに関するご質問ご意見
A.実際にアプリを起動させる場面で、注意事項を忘れているかもしれないので、LINEOCのノートのページなどに、手順シートや連絡先を記載いただくと安心だと思いました。
Q.「協力会員について」へのご質問ご意見など
A.対象者を広げた形で呼びかけていくことと、自治会ごとに集まる場に説明に行くようにすると、広がるのではないでしょうか。
Q.「協力会員オープンチャット」へのご質問ご意見など
A.OCは、非常に有効だと思います。
また、自分の自治会でもそうですが、非常時用のOCを作っておき、非常時以外は何も情報を流さないOCというものを作っていき、とりあえず匿名のニックネームで、名前だけを入れておいてくださいという呼びかけをしようと考えています。そのOCを活用した際に、災害時だけでなく、徘徊などの情報を流せるなと、今日気づきました。
Q.その他、本日の講習会についてや、今後の見守りの輪の活動へのご要望、開いてほしい講座など、ご自由にご記入ください。
A.まずは、プリントによる情報発信だと思います。
まち協準備委員会の広報誌や、自治連の広報誌など、どんどんと発信してみてはどうでしょうか。
反省点:
・時間は予定配分より半分ぐらいだったが、まああれぐらいで 1 時間強で終わるならそれでいい。
ただし、参加者が2〜3人でかつある程度理解されている方だったので短かったが、もっと人数が多くなると、あんなに短くでは伝えきれない。
・講師は全員名前と役職は言った方がいい。もしくは最初の表紙に書いておくのもあり。
講師以外のスタッフの自己紹介もした方がいい。
・管理画面に QR コードを読み取った場合の検知結果が出なかったので、次回は表示するようにしたい。
・「見守りの輪」の理念のことは突然出てきたが、発足時の思いも含めて、もっと早い段階で一枚のスライドとして出しておくべき。それと、ビーコン方式ではリアルタイムで位置がスマホ画面に出てくるわけではないことは、最も誤解されやすいので(GPS と一緒と思われがちです)、詳しい説明が必要。「ある程度理解されている方」ではない人が大勢の場合、特に詳しく説明する必要がある。
・時間は1時間程度だったが、あれ以上長いと聞く側がしんどかっただろうと思うので、予定より短くて逆によかったと思う。
・内容は、講習会で実際に通しで聞いてみると、よく知らない方が聞くことを考えると、内容は詰め込みすぎに感じた。システムについてはもっと内容を薄く削ってもいい。協力会員には講習会の他にも訓練もセットで参加してもらうことを想定しているので、システムは訓練のときにまた話をすることになるし、だったら講習会ではあれもこれも説明せずにさらっとした説明でいいのではないか。
また協力会員はシステム云々よりアプリの立ち上げや目視の協力を期待するところなので、行方不明になって悲しい結末になったとか、助かったが本人も家族も大変だったというような、心に響くような話にして、協力すれば人助けになると思ってもらえるような内容を(システムの話の代わりに)盛り込むのがいいのではないか。
・資料は、スマホアプリの紹介・管理画面の紹介の説明のところも、今何の説明をしているのかを共有しておくためにも、配布資料だけでなくスライドを用意して映して進行するとよかったように思う。個別の質問でやりとりの間、周りが何の説明だったか分からなくなりそう。
・設備は、スマホの画面を直接映すか、PC のカメラで映すかの方法でプロジェクターで前に映せると、受講者の人数が増えた時でも皆が同じものを見れてよい。
・途中からの参加だが、発表者の自己紹介をもう少し時間取ってもらっても良かったのではないか。
とりわけフタッフの介護施設職員さんは地域でも接点が他の人に比べて少ないのですし、参加者が内輪が多かったので今回は良かった。こういった機会があればどんな人が携わっているのか知ってもらうことも大事。
・逆風も感じるが「予防という観点」も含めて案内すると見守りの輪の活動(必要性)に理解も変わってくると思う。
・時間、場所については参加人数や、プログラム内容を鑑みて特に問題もなく、良かったのではないか。
・プログラムの内容についても、初心者向けになりましたが、第 1 回講習会としてはこんなものかなぁと。
Aさんや、Bさんはご存じのことになり、主に、Cさんへ向けた講習になりましたが…。
「認知症とは」「見守りの輪とは」「見守りの輪で目指しているところ」「見守りの輪で使うツールについて」もりだくさんではあった。今後、もし、一般の方向けに講習していくことがあるならば、どれかに絞っていってもいいのかもしれない。
・参加人数も少なかったので、スライドも良かったのではないか。ポインターを使っていただけて良かった。
早くにお渡しして、皆さんに試していただければよかった。
・質疑も積極的にしていただけたので、理解していただけたと思う。
お三方とも、賢明な方で、好意的に、興味も持っていただいている方なので、問題もなく粛々と進めていくことが出来た。
・講習会というより認知症を最も知る企画を他の事業と組み合わせて行った方がいい。(先の講演会での提案から)
・講師の自己紹介ですが、口頭はもちろん今回のようなスライドの場合は紹介スライドを一枚加えれば分かりやすいかも。自分の感じたところでは、講習時間の長さですが集中できる時間の長さは興味の大きさにもよると思いますが、せいぜい1時間程度ではないか。 自分の場合、あまり興味のない話だと 45 分以降は別の事を考えてしまう。
どんな講習会も伝える側と、聞く側の温度差がありどちらかというともっと聞きたかったくらいの講習が記憶に残る。いろいろな事を一度でたくさん伝えるのは難しいので。
見守りの輪の目的、有事の際のシュミレーション、(なにができるのか、協力者が増えるとどうなるのか)
協力依頼 等、できるだけ短時間で、伝えたいことを絞り込んでと言うのがいいのではないか。

協力会員講習会 協力会員講習会
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2023.4.23 2023年度総会
事業報告・会計報告・会則・役員の選出・事業計画・予算の説明を行いました。




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